会社をやめたらその後にやること【企業年金「確定拠出年金」(DC) 】 [話題]
こんなニュースが流れてきました。
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社員が掛け金を自己責任で運用する
企業年金「確定拠出年金」(DC)のある会社を退職後、
自分の積立金を放置している人が2013年度末時点で
43万5677人に上ることが国民年金基金連合会の調べで明らかになった。
10年前の47倍で、積立金の移行手続きをした人(41万8775人)を上回る。
積立金は半年以上放置すれば運用されず、
毎月管理手数料を引かれて老後の年金が減っていく。
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というニュースがありました。
どうして、放置される原因として、
積立金の移行時に金融機関や金融商品を
自分で選ばなければならない手続きの煩雑さなどが
あるとみられているようです。
では
企業年金「確定拠出年金」(DC)のある会社を退職した場合
そのごどういう選択があるか調べてみました。
* 新・勤務先に401kがあれば、自分の年金資産を非課税で持ち運び、
新しい勤務先から掛金を追加していくことができます。
* 新・勤務先に401kが無ければ、自分の年金資産を非課税で
金融機関の個人型に移し、
自分で掛金を追加(所得控除)することができます
* 追加の掛金を払わないことを選ぶか、
掛金を払うことに加入資格上制約がある場合、
または60歳に到達した場合、個人型に年金資産を移した上で、
非課税の運用を続けていくことができます
* 加入資格上の制約から、
退職後に継続して掛金を積むことができない場合
(例、資産が50万円以下で主婦になる場合)や、
個人型に資産を移しても掛金を積まずに2年以上経過した場合など、
条件を満たした場合に脱退一時金を請求して
年金資産を受取ることができます
* 移換の手続きをしないで6ヶ月間放置すると「自動移換」となり、
手数料がかかる上に資金が運用されずに現金で
保管されるため利子や配当もつかず、加入期間にも通算されません。
60歳になっても「加入期間不足」で受取ることができない場合もあります。
せっかくの年金の3階部分であるこの確定拠出年金を
老後の生活に、役立てたいものですね。
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2014-09-07 10:55
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